ユニバーサルカセット8台搭載
全自動錠剤分包機にセットされていない薬剤は、人の手作業によって分包していましたが、ヒューマンエラーの要因ともなっていました。ユニバーサルカセットは薬の形状に関係なく分包できるので、人の手作業を最小限に抑えることができます。
薬剤を全自動錠剤分包機にセットする際、人間のダブルチェックにより薬剤と薬剤をいれるべきカセットが間違っていないかを確認していましたが、現在では、薬剤についているコードと薬剤をいれるべきカセットのコードが一致していないとセットできないようになっており、ここでもヒューマンエラーの発生を防止しています。
薬品棚から薬剤を取り出す際、処方箋等を薬剤師が目視することにより、薬剤師が正しいかどうか判断していました。規制緩和により研修を受けた調剤補助者が薬剤のピッキングをして良いことになったことを契機として、薬品棚から取り出した薬剤は全て写真のGS1チェックにより処方データとの照合を行っており、ヒューマンエラーが起こらない工夫がなされております。
ヒューマンエラー防止の為の取組み
全自動監査支援装置 プルーフィット1D
富士フィルム社製、プルーフィット1D
薬剤に固有に表示されている認識番号まで確認して自動で監査できるすぐれもの。
従来、薬剤師が目視のみで行っていた監査業務の精度が飛躍的に向上しました。
全ての分包の画像がファイリングされているので、後々の検証にも寄与します。
もちろん薬剤師による監査は必ず行っています。